根本的な治療を目指すのであれば、まず視点を切り替えることが最初の第一歩です。

たとえば
痛み・症状、病気→「健康になるためには?」
怒り・恨み・妬み→「その人に対して感謝できることは?」
不安・恐怖・思い悩み→「先のことばかり考えずに今に集中する」
などです。
では1つずつ詳しく説明していきます。

①痛み・症状・病気のことばかり考えている場合

痛みや症状が辛いとき、そのことばかりが気になって
「一日の大半を痛みのことばかり考えていた」ということはありませんか?
以前にもブログで書きましたが、一時的に痛みや症状の原因のことを考えるのは良いことです。
原因について調べたり、対処法を調べてみたり・・・

ですがずっと考え続けることはおすすめできません。
それはネガティブな考えを持ち続けることは、体の自然治癒力のはたらきを抑えてしまうためです。

なので対処法がわかったら「健康な心と体」を目指して黙々と、淡々と行動を続けることです。
体の変化はゆっくりで、変化を感じるまでに数週間から数カ月かかることも少なくありません。
あせらず、ゆっくり続けてましょう。

②ある人に対して、怒り・恨み・妬みがある場合

今までに、つらい思いをしたり、ひどいことを言われたり・されたり、他者を羨んだり、妬んだり、恨んでいたりする方も少なくないでしょう。
どうしても気になってしまう時もあるかと思いますが、そういったネガティブな考えは、自律神経が乱れ、自然治癒力のはたらきを妨げてしまい、結局は自身が苦しくなってしまいます。
「人を呪わば穴二つ」は体の理にかなったことわざです。

そんな時の対処法1つは、可能であればその人と距離を置いてみることです。どうしても肯定的に見れないのであれば、一旦距離を置いてみると自身にも余裕ができて見方が変わってくる場合があります。

もう1つの対処法は「その人に対して感謝できることを紙に書き出す」ということです。
この方法は、その人の悪いところは一旦、全部無視して「感謝できることだけ」を書き出してみます。

不思議なもので、やってみると相手や状況は何も変わってないのに、自身の視点が変わり、ずいぶんと心が軽くなります。

③不安・恐怖・思い悩みがぐるぐる付きまとう時

不安や恐怖感が付きまとう時、思い悩み過ぎてしまう時も、自律神経の乱れにつながっていきます。
不安や恐怖感、先のことが不安で思い悩むなどは、意識が「未来」に行ったままになっています。

先のことをあれこれ考えたとしても、それが実際に起こる可能性はとても低いと言われています。
なので先のことを先回りして、色々と思い悩んで不安や怖くなるのでなく「今」に集中することが大切です。

「今」に集中する対処法としては「瞑想」がおすすめです。
「瞑想」に親しみがない人は「宗教っぽい」と感じるかもしれませんが、そんなことはなく多くのスポーツ選手や経営者も実践している方法です。
やり方は、また別の回でお話しさせてもらいます。

どうでしたか?
視点を切り替えることの大切さが、少しは伝わったでしょうか?
別の回でも説明しましたが、自律神経の乱れの原因の8割は精神的ストレスにあると言われています。
つまり心の状態次第で、病気や症状が作られてしまうことが多いのです。

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